ストーリー

プロローグ

『オカルト研究部に入らないか?』
初等科からのクラスメイト・真野原 知(まのはら さとる)に突然そう誘われ、
主人公・加藤 隆義(かとう たかよし)は、悩んだ。
なぜならオカルトに興味があるどころか、『怖いもの』は大の苦手だったのだ。
断りきれず入部した加藤に追い打ちを掛けるように、次々と襲いかかる不可解な現象―。
果たして、正しい道を選び、その全てを解決することは出来るのか。


並行世界 編 (難易度:☆☆☆☆★1) メインキャラ:真野原知

夜遅くの帰り道、加藤は見慣れたはずの風景に異質なものが存在することに気がつく。
黒い塊のようなそれは、曲がり角で不気味にうごめいていた。
加藤のその体験に興味を持った真野原は、ひとり調査に乗り出すが、
『これは次元の裂け目かもしれない』という言葉を残し、失踪してしまう。
異次元に迷い込んだのだと推理したオカルト研究部メンバー一同は、
真野原の地下研究室へ踏み込むが…。


別れの曲 編 (難易度:☆☆☆★★2) メインキャラ:佐久間弥生

『深夜、誰もいないはずの音楽室から聞こえてくるピアノの音』―。
そんなよくある怪談話は、加藤たちの通うこの学園にも存在した。
暗く、ひと気のない真夜中の学校に集まったオカルト研究部メンバーは、
音楽室付近の教室で怪奇現象が起きるのを待つことになる。
しかし、女の子同士の会話に花を咲かせていたはずの佐久間 弥生(さくま やよい)は、
加藤の何気ない質問に、顔色を変え、教室を飛び出して行ってしまう…。
― 『彼女』が練習曲であるはずの『別れの曲』に込めた想いとは?


記憶にない少女 編 (難易度:☆☆★★★3) メインキャラ:羽鳥玲奈

オカルト研究部の活動初日、真野原の『知っているオカルト話を聞かせてくれ』という問いかけに、
羽鳥 玲奈(はとり れいな)は、ある写真について語りだした。
その写真は、初等科のころの加藤と羽鳥が、見知らぬ少女と並んでうつっている写真だったが、
加藤も羽鳥も、その少女についてはおろか、写真を撮った時のことさえまったく記憶にない。
そのうえ、思い出そうとすると、それを阻むかのように頭が痛むのだった。
― 『この写真の謎がとけた時、隆義と羽鳥の心は、強いストレスにさらされることになる』 ―
真野原の言葉をふまえて加藤と羽鳥が下した決断は…。 そして、写真の少女の正体とは…。


????? 編 (難易度:☆★★★★4) メインキャラ:吉岡忍

オカルト研究部の活動を終え、ひとり帰途についた加藤。
スマホの着信に応対すると、電話口からはさきほど部室で別れたばかりの
吉岡 忍(よしおか しのぶ)の悲痛な声が聞こえてきた。
加藤はあわてて道を戻り、オカルト研究部が部室を構える別棟へと向かうが…。
― 『犯罪者の論述を聞くのがこれほど苦痛とは…』 ―
そんな滑稽な感想を抱くことになろうとは、この時は夢にも思っていなかった。


睡蓮の目覚める日 編 (難易度:★★★★★5) メインキャラ:御子柴蓮也

『今日は、睡蓮が目覚める日なんだ―』
御子柴 蓮也(みこしば れんや)の語ったその言葉の意味を、
その場にいた誰もが理解することは出来なかった。
館に響き渡る悲鳴、次第に明かされてゆく『睡蓮』の謎…。
『睡蓮が目覚める日』、それは同時に、眠るときでもあった。


(難易度はフラグや一発死エンドの数などを総合的に見たものを星で表しています。
 星の数が多いほど難しくなります)



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